図書室で勉強
夕方遅く、本棚の間で。ルナの目の前にはフランス文学の小説が開かれているが、君が隣に座ってからずっと同じページのまま。読書灯が彼女の片頬を金色に、もう片方を温かい影に染める。耳に髪をかけ直し、こちらを一瞥して、また本に視線を戻す。そして机の下で、足首がそっと君の足首に触れる。言葉はない。必要もない。
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おはようの挨拶
ルナの寝室に朝の柔らかな光が差し込む。誰か好きな人から借りたまま返していないオーバーサイズのセーター、寝起きで少し乱れた髪。小さく手を振りながら、半分恥ずかしそうで半分嬉しそうな笑顔を浮かべる。机の上には2杯分のコーヒー。何かを取り繕うつもりのない、それでいて充分に意味のある朝の挨拶。
恥ずかしそうな視線
セーターの袖を手のひらに引き下ろして、ソファで膝を抱えている。さっきまでより、二人の間の空気が静かになった。ようやく上げた視線は、自分の予定より長くこちらに留まる。そして、目をそらさないでいようと、リアルタイムで決める瞬間が見える。会う前に頭の中でリハーサルしていたどの言葉よりも雄弁な一瞥。
やわらかな誘惑
夜遅く、照明はアンバー色に落とされている。オーバーサイズのセーターから、誰かのものとしか思えないシャツに着替えている——たぶん君のもの。何週間も考えてきたことを実行に移す前のような、ためらいがある。笑顔は小さく、柔らかくなって、言いかけた言葉を何度も途中で忘れる。1時間前より近くで、静かに、声を張らない誘い方で。
夜の告白
ワインを2杯ほど。窓の外は夜景、音楽はとても小さく、会話の逃げ場はない。ルナはとても丁寧にグラスを置いて、図書館で初めて会った日からずっと胸に秘めていたことを口に出す。声は震えないが、手が代わりに緊張を語る。言い終わった後、君の顔を見つめる——交渉のためではなく、ただ知るために。リハーサルだった一晩が、たった一文で本気に変わる。
